妊娠・出産

【妊娠したら読むべき本】厳選3冊!出産に向けて夫婦で読むとお互いにいい事だらけ!

妊娠したら読むべき本:厳選3冊!
妊娠おめでとうだね!赤ちゃんが生まれてくるなんて不思議だけどうれしいね!
もちろんうれしいけどさ、これからの妊娠生活や産後の生活…正直全然想像できないなぁ。不安だよぉ。。

今回は、妊娠が分かったらぜひ読んでもらいたい本をご紹介したいと思います。

初めての妊娠が分かった時って、本当に不思議な感覚といういうか、嬉しくて夢のようでふわふわ。一方で人生が大きく変化する不安に襲われてすごく沈んだ気分になったり、、、。ホルモンの影響なのか、本当に情緒不安定ですよねw

そんな情緒不安定な時、私は本に救われました。ネット上のいろんな記事を(いい内容の話も悪い内容の話も)読み漁ったりもしたのですが、やっぱり本って情報源として信頼できるし、私にとって心のより所になってくれる存在でした。

今回ご紹介する3冊は一人目妊娠の際に出会えた本ですが、産後の育児中や二人目妊娠中にも、折に触れてハイライトしておいたお気に入りの場所を読み返したりしています。

【妊娠したら読むべき本】厳選3冊:①きみは赤ちゃん

まずご紹介したいのは、芥川賞作家の川上未映子さんの著書『きみは赤ちゃん』です。

妊娠判明からつわり、マタニティブルー、旦那さんへのイライラなどw。

長い妊娠中に起こる心と体のジェットコースターのような変化のリアルを、川上さんの軽快な言葉で、おもしろおかしく臨場感をもって書いてある本書。

妊娠中の方は自分のたどった道に強く共感しながら、これからいく道についてはこんな感じなのかと想像しながら読み進められます。

また、本書は出産編と産後編とで構成されているので、産後育児はこんなに大変なのか、、やばいな、、、心しておかねば、といった感じで非常に参考になります。

私自身は、妊娠中のつわりのしんどさや情緒不安定具合をうまく自分の言葉で旦那さんに伝えることができなかったので(しんどすぎて丁寧に状況説明する気力なんてない!)、本書を「私今この本の妊娠編な感じなんで」と言って旦那さんに読んでもらうことにしました。

すると、「あぁ、こんなに辛い思いしてたんだね」と言って体調を気にかけてくれるようになったり、「産後クライシスまじ怖いから回避する策考えるわ」と言って自ら”パパのための子育て本”的な本を購入して勉強を始めたりしてくれました。

川上未映子さんのおかげで、うちの旦那さんは結構いい感じで出産前の早めのタイミングからパパとしてのスタートを切れました。本当にありがとうございました!

というわけで、妊娠したらぜひ夫婦で読んでほしい1冊です。

【妊娠したら読むべき本】厳選3冊:②大丈夫やで

次にご紹介したいのは、坂本フジエさんの『大丈夫やで~ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし~』です。

出産を目前にして、自分に子供を産むなんてことができるんだろうかとか、産後の生活はどうなってしまうんだろうかとか、とにかく不安で不安どうしようもなかった時にこの本を読みました。

 

「妊娠が分かったその日が子育て1日目。新米ママの初仕事は楽しそうに暮らすこと」

「お産は人間の手の届くものではなく、神の領域。私たちにできるのは、自然の力、赤ちゃんの力を信じることなんです」

「赤ちゃんをかわいく思うために、しんどさのない子育てをしてください。完璧主義にならず、自分の手のかからんように工夫すること」

 

本書におけるおばあちゃん先生の上記のような言葉で、不安に押しつぶされそうだった気持ちがすっと楽になりました。

特に初めて出産に挑む妊婦さんは不安が大きいかと思うので、ぜひ読んでもらいたいです。すごくお勧めです。

そして旦那さんも、妊娠中や産後の女性の複雑な感情を理解するのに非常に役立つ情報がいっぱいなので、ぜひ一度目を通してもらいたいと思います。

【妊娠したら読むべき本】厳選3冊:③キセキ

最後にご紹介したいのは、MINMIさんの『キセキ 今日ママに会いにいくよ』です。

絵本なので数分で読むことができます。そして絵本を読んだ数分後には、お産に前向きに向き合う心の準備が整います。

私の場合は出産がいよいよ間近に迫ってきた分娩2週前ころから繰り返し読み、たまに旦那さんと一緒に読み、産院にも持ち込んで出産当日も読みました。

この本のおかげで気持ちをお産と生まれてくる赤ちゃんにしっかりと集中できたし、記念すべきお産当日の気候や周りの景色、風の具合など、しっかりと記憶することができました。

旦那さんも一緒にこの本を読んでいたので、お産当日の気候や景色などの詳細を写真やメモに記録してくれていて、振り返るととってもよかったなぁと感じています。(出産当日の気候とか景色とかって、意外と記録してないと覚えていないものですから…)

まとめ

妊娠したら読むべき本を、厳選して3冊ご紹介しました。

  1. 川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』
  2. 坂本フジエさんの『大丈夫やで』
  3. MINMIさんの『キセキ』

どれも妊婦さんご本人に読んでもらいたいのはもちろん、ぜひ妊婦さんを支える旦那さんにも読んでもらいたい本たちです。

妊婦さんと旦那さんの目線が揃っていれば、妊娠中のいろいろも、産後のいろいろも、きっと協力して乗り越えていけるはず…!!