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乳幼児との新幹線移動:勝利するための戦略は、『子が眠っている状態で移動すること』!

まず、結論からお伝えしましょう!
乳幼児との新幹線移動をスムーズに、親や周りの方が感じるストレスを最小限で乗り越える(=勝利する)ための戦略は、『子が眠っている状態で移動すること』。
色々と試しましたが、とにかくこれが最善の策です。
普段から乳幼児のお世話をされている方なら、想像に難くないですよね??
起きている乳幼児のゴキゲン取りにあわあわと右往左往するより、寝ている乳幼児とともにゆったり席に座れている方が圧倒的にラクだということを…!!
ということでここからは、『新幹線移動の際に、いかにして子供がよく眠れる状態をつくるか?』ということを前提に、話を進めていきますよ!
乳幼児との新幹線移動:事前の座席指定で勝負は決まる!

乳幼児との新幹線移動をスムーズに、ストレス最小限で乗り切るには、『事前の座席指定』でどこの席を確保できるかが超絶重要です。
座席指定を制するものは、子連れ新幹線移動を制す。
そうなんです、冗談抜きで。
では、子連れ新幹線移動時の座席指定のポイントをお伝えしましょう。
- EX予約アプリを使って、乗車日の1ヶ月前に予約する
- 狙う座席は各車両の最前列 or 最後尾列
- 座席を横並びで予約する(DE列 or ABC列)
①EXアプリを使って、新幹線乗車日の1ヶ月前に座席指定で予約
新幹線をよく利用する人なら当然のことながら既にご存知かと思いますが。
JRから出ているEX予約アプリを使えば、新幹線乗車日の1か月前から座席を予約することができます。
≫【JR】エクスプレス予約サービス 公式スマホアプリはこちら
手のかかる乳幼児を連れてみどりの窓口へ行くなんて大変。。。!!
途中でグズったりなんてされた日には、希望の日時帯で希望の座席を確実に確保できるかも怪しいです。(←私の場合は)
かつては新幹線に乗るならみどりの窓口へ必ず行く必要がありましたが、今はオンライン予約が可能な時代。
アプリを使用して、子どもが寝静まって集中できるタイミングでサクッと座席予約しちゃいましょう!
②狙う座席は各車両の最前列 or 最後尾列!
座席指定を制するものは、子連れ新幹線移動を制す。
と上述しました。
どの座席を選ぶかというと、ずばり、『各車両の最前列 or 最後尾列』です!
最前列と最後尾列が良い点は、万が一子が泣いてしまった場合や、授乳したい場合に、すぐ車両の連結スペースに移動することができるところです。
また、子連れだと急なオムツ替えが必要になったりすることも想定して、予め乗車車両の設備情報を確認した上で、トイレが近くにある座席を確保しておくと安心だと思います。
最前列と最後尾列のどちらが良いかは、”子をベビーカーで寝かせたいかどうか”で選びましょう。
子をベビーカーで寝かせたい場合は、ベビーカーごと突っ込める最前列の席がオススメですよ!(※ベビーカーを突っ込むには2席以上横並びになっていることが必要なので、1席しか確保できていない場合は難しいです…あしからず!)
各車両の最前列 |
子が泣いてしまった場合や授乳したい場合に、すぐ車両の連結スペースに移動することができる |
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各車両の最後尾列 |
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③座席を横並びで予約する!(DE列 or ABC列)

座席予約の際は、座席を横並びで予約するのが断然おすすめです。
大人2人+乳幼児1~2人なら検討の余地なくDE列を予約すると思いますが。
大人1人+乳幼児が2人以上いるならば、本来なら大人1人分の座席料金で乗車できるけれど、思い切ってDE列を予約しちゃうのがオススメ!
先日、東海道新幹線を使って名古屋から東京へ戻るときに起きた話。
夫の仕事の都合で、東京へ戻る日程が夫婦でどうしても合わせられず。
母1人+乳幼児2人(0&2歳)で新幹線に乗車しなくてはならなくなりました。。
乳幼児を2人連れて新幹線に。。しかもワンオペで。。。(こっわ)!!
新幹線の座席は6歳までの未就学児であれば無料ということはもちろん知っていますが、名古屋⇔品川間は約1時間半。。。
これまでの経験をふまえて考えると、移動中は子供に安らかに寝てもらっておくのが一番労力がかからない。
車両最前列の座席前スペースに、寝ている子を乗せたベビーカーをそのまま突っ込もうと決め、D席とE席の2席を予約したのでした。
本来なら乳幼児が2人なので大人1席分の運賃で乗車できるんですがね。心の安定をお金で購入することにしたのでした。
結果的に、新幹線乗車前にめでたくベビーカーで眠った2歳児を、最前列の座席前スペースにベビーカーごと突っ込むことに予定通り成功!
0歳児も抱っこひもの中ですやすや寝ている状態で新幹線に乗車できたので、新幹線内では何ひとつ子供の世話で苦労することなく、平和に乗車していられたのでした。
座席を横並びで確保するメリットは以下。
乳幼児との新幹線移動:乗車当日は綿密に時間配分を!

新幹線に乗車する当日。
最も重要なのは、新幹線に乗車するまでの時間配分!
新幹線に乗る10分前頃に子供がちょうど寝始めたような状態がベストです。
各家庭で子供の入眠までのプロセスってそれぞれ特徴があると思うので、そのプロセスを忠実に守って、子を眠らせましょう!
参考までに、わが家が新幹線乗車前によくやる流れは以下↓
- ご飯を食べて満腹にする
- オムツを替えて気持ちよく
- ちょっとそこらをベビーカー or 抱っこ紐で散歩して子を寝かす
- 子が寝ている状態で新幹線に乗車!
乳幼児との新幹線移動:子が起きている時を乗り越える作戦
ここまで、さんざん新幹線の中で子供をいかに眠らせるか?ということについてお話ししてきました。
でも子育てって、予定通りになかなかいかないのが現実ですよね。(←あんなに計画したのにまじかよ!ってことばかり涙)
新幹線の中でももちろん、子を寝かせたつもりが乗車早々起きてきた!とか、そもそも謎に寝なかった!とかいう非常事態が起きます。
ここからは、(残念ながら?)子が元気に新幹線の中で起きている場合を乗り切るために、わが家が実践している3つの作戦をご紹介します。
- おやつ作戦
- おもちゃ作戦
- 動画作戦
おやつ作戦

子を持つ親なら、日々を乗り越えるためにもう全員がやっているであろうおやつ作戦。
新幹線の中でももちろん有効!
新幹線の座席は公共の場なのでできるだけ汚したくない。そして親としてはお菓子を食べて静かになっている状態をできるだけ長く保ちたい。
ということでわが家が行き着いたのが、『吸うタイプのゼリー』!
わが家の2歳児、このタイプのゼリーは、ほとんど手も口も服も汚すことはありません。(最高!)
そして全部吸い終わるまでに割と時間がかかるんです。最速で10分。調子がいいと15~20分ほどはチューチューと吸っていてくれて、結構良い時間稼ぎになってくれます。
ぜひ一度お試しあれ!
吸うタイプのゼリーの他にも、その時子供がハマっているお気に入りのおやつや、個包装で分けやすいおやつ等を複数準備しておきましょう!
また、5歳の男の子を持つ友人が教えてくれた新幹線の中を乗り切るおやつは、『新幹線でワゴン販売しているアイス』!
新幹線でワゴン販売しているアイスって、とにかくめちゃくちゃカッチカチ!(笑)
冗談かよってほど固いので、溶けるのを待って、いい感じにスプーンが入るようになって食べ終わるまで20分くらい時間がかかるらしいんです。めっちゃいい時間稼ぎですよね!
わが家の2歳児はまだ1人で汚さずにアイスを食べられるほど成長していないので試せていないのですが。もうちょっと大きくなったら、新幹線のワゴン販売のアイスで時間稼ぎ、やってみようと思います♪
おもちゃ作戦

もちろん、おもちゃ作戦も新幹線の中で有効ですよ!
新幹線内なのでできるだけ子供が熱中して、かつ、静かに過ごしてくれるようなおもちゃが良いです。
わが家の2歳児には、シールブックとお絵かきボードが有効でした。
掲載写真のシールブックとお絵かきボードはどちらも100均のセリアで購入したもの。
一定時間夢中になって遊んでくれて移動の際には欠かさず持参!
わが家の場合、おもちゃ作戦中は「ママもやって」「パパもやって」と子供からリクエストが入るので、親も一緒に遊ぶ必要はありますね。(←やむなし)
動画作戦

動画作戦。
わが家では『最終手段』的な位置づけで使っていますが、本当にすごい効力ですね!!
掲載写真のように、iPadに子供用のカバーを取り付け、子供用ワイヤレスヘッドホンで動画を見られるようにしています。
新幹線の中はネットワークが不安定だったりしますし、何より「騒ぐ子供をすぐに静かにさせたい!」という危機的状況でWi-Fi設定なんぞやってられません。
なので、見せたい動画は予めいくつかダウンロードしておくことをオススメします。
わが家は、NetflixとAmazon Prime Videoの子供向け動画を複数ダウンロードして、いざという時にすぐ出せるようにしています。
ところで移動中などに子供に動画を見せるのなら、ワイヤレスヘッドホン、本当にめっちゃくちゃ良いですよ!
ワイヤレスなので、子供が体を動かしてコードに手が引っかかって耳からイヤホンが外れる、みたいなことがない!これが有線のものと比べて圧倒的に良いですー!!
さらに子供仕様なので、音量が大きくなりすぎないように予め制限されていたり。ヘッドバンドやイヤーパッドが子供サイズなので子供の耳にきちんとフィットする点もGood!
本当にオススメです♡